旦那さんが転勤族のため、1年~2年で引っ越しをしていた我が家。
もちろん毎回家の間取りが変わるため、大きな家電や設置が必要な家電は次の家で使えるか保証がなく、なかなか手を出せませんでした。
ですが2年前、出産を控えた私は思いました。
食洗機が欲しい!!いや、ないとダメだ!!
そう思った理由はこちらです。
- 2人とも初めての育児
- お互いの実家が遠方だったため、頼れない
- 私の実家は父親しかいないため、里帰りできない
- 旦那さんは朝7時前に家を出て、夜22時過ぎに帰ってくる
- 家事は基本的に私がすべてやっていた
こんな状態で子供が産まれたら家庭崩壊するのでは?と、不安しかありませんでした。
当時旦那さんが家事を自分からすることはほぼなく、育児ブログを読んではワンオペ育児に恐怖を覚え、もうこれは便利家電に頼るしかない!と思ったのです。
そこでまず目をつけたのが食洗機。
食洗機もいろんなメーカーのものがありますが、重要視したのは「数万円で買える」「引っ越し先でも使える」の2点です。
条件に当てはまったのがエスケイジャパンの「J’aime(SDW-J5L)」でした。
※現在J’aimeという名称は消えてしまっているようです。
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この記事では、なぜエスケイジャパンの食洗機を選んだのか、2年間使ってみてどうだったのかを書いています。ぜひ参考にしてみてください。
食洗機とは
正式には「食器洗い機」といい、名前の通り自動で食器を洗ってくれるステキな家電です。
食洗機を使うメリット
食洗機を使う主なメリットはこちらです。
- 家事の負担が減る
- 手荒れを防げる
- 手洗いよりもキレイに仕上がる
- 使用水量が手洗いの約1/6で済む
やはり1番のメリットは家事の負担が減ること。
手洗いの場合、1回約15分、毎日洗うことを想定すると、1ヶ月で約7.5時間、1年間で90時間も食器洗いに使っていることになります。
その負担が減るのはかなり大きいのではないでしょうか。
また、高温のお湯と強い水圧のおかげで手洗いよりもキレイに仕上がり、節水もできるところがさらに嬉しいポイントです。
食洗機を使うデメリット
逆にデメリットはどうでしょうか。
- 設置する場所が必要
- 定期的に掃除が必要
- 食器洗い中は音が出る
- 洗い終わるまでに時間がかかる
設置する場所は食洗機を導入する際に1番気にするところかもしれません。実際に我が家では「引っ越し先でも使える」ことを前提にしていたため、かなり重視しました。
後者2つは夜間や出かけている間に食洗機を使うなど、工夫次第でストレスを減らすことができるよ!
引っ越し先でも使える食洗機とは
引っ越し先でも使える食洗機どうかを左右するのは下記2つとなります。我が家の場合、2LDK以上の賃貸を想定しています。
- コンパクトであること
基本的にどの賃貸のキッチンでも置くことができるサイズ
- 工事不要で設置できること
水栓工事ができない賃貸もあるため
食洗機の種類
食洗機は3つの種類があります。
一般的にイメージされるのはキッチンに直接組み込むビルトイン型と、空いているスペースに設置する据え置き型の2つではないでしょうか。
今回ご紹介するエスケイジャパンの食洗機は3つめのタンク式となります。タンク式は水道工事が不要となるため、スペースさえ確保できれば気軽に設置することができます。
エスケイジャパンの食洗機(SDW-J5L)について
エスケイジャパンの食洗機について詳細を解説していきます。
詳細
価格:43,780円(税込)
少人数の家庭向け(最大食器12点、小物12点を洗うことが可能)
製品寸法:約W412*D378*H422mm
電源:100V50/60Hz
タンク使用水量:約6L
操作方法:タッチパネル
消費電力:950W(ヒーター900W・ファン50W)
電源コード:2m
洗浄時の水温:約60-70度
乾燥時の温風:約45度
※下記より抜粋
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エスケイジャパンの食洗機(SDW-J5L)の長所
- タンク式のため水栓工事が不要
- 購入後すぐに利用可能
- 1回の使用する水量は6L
- 排水は流しに直接流すことが可能
- 乾燥まで自動で行うことができる
- 通常、強力、ソフトなど汚れに合わせて洗いの強さを選べる
エスケイジャパンの食洗機(SDW-J5L)の短所
- 毎回タンクに水を入れる必要がある
- 設置場所にコンセントが必要
- 排水ホースが流しに届く距離に設置する必要がある
- 稼働時の音が大きめ
- 乾燥機能が止めるまで動いてしまう
- フライパンなど大きいもの、非対応の食器は洗えない
選んだ理由
我が家が重視していた「数万円で買える」「引っ越し先でも使える」の条件に合っていた食洗機がエスケイジャパンでした。
サイズも大きすぎず、タンク式で水栓工事が不要なため転勤で引っ越したとしても継続して使用できること、価格も4万円程で予算内だったことが理由です。
価格は楽天市場のマラソンイベントと楽天カードのポイントアップデーを狙うことでポイントが15%上乗せされ、約6000円獲得することができたため、実質4万円内で購入することができました。
実際に使ってみて
本当に買ってよかった!!
設置する場所が流しの近くじゃないといけないことと、毎回水を6Lタンクに入れなければいけない点はやっぱり不便でした。
でも、そんなデメリットがカバーできるくらいメリットが大きくて買ってよかったの一言に尽きます。
私が感じたメリット
- 食器洗いのストレスがかなり減った
- 簡単だから旦那さんも自分から食器洗いをするようになった
- 冬場辛かった手荒れが軽くなった
- 0歳育児中の10分がフリーになるのは大きい
使用感
↓食器が入れにくいかと思ってましたが、カゴをがっつり引き出すことができるので問題なく奥まで入れることができます。
下から水が噴射される仕組みなので、食器同士が重なりすぎてると汚れが落ちにくくなるのが注意点です。
↓大きさは縦横とも指先から肘まで届かないくらいでした。
※生活感溢れる背景が映り込んでしまったのでキラキラでごまかしてます。
↓電源ボタンを押すとメニューが表示されます。タッチパネルなので操作も簡単でした。今は亡きJ’aimeのロゴ入り。
※生活感溢れる背景が映り込んでしまったのでキラキラでごまかしてます。
洗い上がり
洗いのコースは汚れに応じて下記のように選べます。
※エスケイジャパン/SDW-J5L 取扱説明書より抜粋
我が家では標準洗いのみ使用しています。
基本的に汚れが残ることなくキレイになりますが、チーズや卵、乾いたお米などのこびりついた汚れは残ってしまうことがあります。
なので、そういった汚れは水に浸けおきしたり、食洗機に入れる前に軽く洗うようにしています。
そこまでの不便は感じないので試していませんが、強力洗いであればそういった汚れも落ちるかもしれません。
乾燥機能
標準洗いでも30分乾燥をしてくれるため、終わった後はしっかり食器が乾いています。
乾燥の途中で食器を使いたいときに開けることもありますが、20分もしていればある程度乾いていました。
ただ、コップやお茶碗を下向きに入れるため、底の溝に溜まった水が残ってしまうのが残念ポイントでした。洗い終わったコップやお茶碗など溝がある食器を出すときには注意です。
この乾燥機能で必ず覚えておいてほしいのが、所定の運転時間が経過しても動き続ける!ということ。運転が終わったら電源ボタンを押して止める必要があります。
お手入れ
日々のお手入れは簡単でした。使用後に下記のようにフィルターを取り外して軟らかいスポンジで洗うだけ!
我が家では軽く水で食器をゆすいでから食洗機に入れているので、少し放置してもあまり汚れは溜まりませんでした。
※エスケイジャパン/SDW-J5L 取扱説明書より抜粋
水タンクも簡単に取り外しができるので、衛生的に使うことができます。
※エスケイジャパン/SDW-J5L 取扱説明書より抜粋
掃除しにくいな、と思ったのは排水ホース。蛇腹になっていることもあり、汚れを掃除するのが少し面倒でした。
2年間使ってみて
今も現役で活躍中!
2年経った今でもとくに問題なく稼働してくれています。
水を6L入れることは相変わらず面倒ですが、習慣化してきたおかげで「無」で給水することができています。
ただ、いまだにやってしまうのが乾燥機のつけっぱなし。
短所にも載せましたが、タイマーで設定されている洗いと乾燥が終わった後も、電源ボタンを押すまでなぜか乾燥機能は動き続けています。
もし購入を検討している方は気をつけてください。
今の家のキッチンは流しとコンロの間の作業スペースにしか置けないため、別で作業場所を作って料理しています。
↓こんな感じです。作業場所完全占領。
※生活感溢れる背景が映り込んでしまったのでキラキラでごまかしてます。
↓このキッチンワゴンを作業台にしています。
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今はさらに安いタンク式食洗機が!
今回の記事を書く際、タンク式の食洗機を検索してみたらいろいろと出てきてびっくりしました。
中には今回ご紹介したエスケイジャパンの食洗機より価格が安いものも…。
目についた食洗機をこちらに紹介しておきますので、参考にしていただければと思います。
MooSoo MX10
なんとこの食洗機、正面からタンクに水を入れることが可能になっています。
エスケイジャパンの食洗機は、タンクが食洗機の後ろについていて、上まで持ち上げて補給する必要がありましたが、これは少し持ち上げれば給水できるので腕に優しい設計ですね。
使用する水量も5.3Lと少なめです。
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REDHiLL
こちらはUV除菌機能付きでより衛生的に洗うことができます。
給水ホースを取り付けることができるので、タンク式と据え置き式を使い分けることができるのが便利です。
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アイリスオーヤマ ISHT-5000-W
こちらは扉がガラスではないタイプの食洗機です。
我が家では洗った食器をそのまま食洗機の中に入れておくことが多いので、中身が見えないのは嬉しいですね。
パッと見もシンプルでおしゃれです。
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最後に
食器洗いは数十分あればできることなので購入を悩んだりもしましたが、作業時間に関係なく「洗わなくていい」という事実だけで気持ちがかなり楽になりました。
今回は我が家が転勤族だったこともあり、タンク式の食洗機を中心にご紹介しましたが、引っ越す可能性が少ないのであれば据え置き型やビルトイン型が給水の手間がなくさらに便利かと思います。
ぜひ状況に合った食洗機をぜひ探してみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。